地域の観光・イベント・宿泊情報
中標津町の地域の観光、イベント、宿泊施設情報等をお届けします。
中標津町で長期滞在・お試し暮らし・移住してみませんか?(中標津移住計画)
交通/暮らし・生活~根室地域の移住情報 | 根室振興局地域創生部地域政策課
シーニックバイウェイ「北海道のルート」情報をお届けします。
シーニックバイウェイ北海道 【日本風景街道】
指定ルートとなった「釧路湿原・阿寒・摩周ルート」の情報をお届けします。
シーニックバイウェイ<釧路湿原-阿寒-摩周>
北海道根室振興局
【ねむろ食と観光情報トップ】根室 別海 中標津 標津 羅臼~北海道最東端の大自然
中標津観光協会の公式サイトです。
一般社団法人 なかしべつ観光協会
なかしべつにゆかりの著名人からコメントを頂きました
わが町、なかしべつ 『むつごろう』こと 畑 正憲
私が、なかしべつ町に移ってきたのが昭和54年である。同じ道東の浜中町から移ってきたので、それほどびっくりすることもないけども、山があるのが違っていて、日や時間によって刻々と変わる山の姿が愉しめるのはやはりいいものだと思っている。
平野で、しかも日照量が多いので、牧草が豊かにみのり、町には活気があふれている。酪農で充分にやっていけていたので、これまで観光事業などということに気を配らずによかったので、牛によって生きる、飾りっ気のない北海道の素顔がある。そこがまた、たまらなくいい。観光の色で派手に塗られていない場所は今や貴重品であり、皮肉ではなく、それが観光資源になるくらいである。
鮭がやってくる野付の海を東に控えたなかしべつには、川も多く、緑もまたあふれている。北の人情もあるし、何かをやってやろうという気骨もあるのがたのもしい。町は小さいけれども、飛行場があり東京への直行便も飛んでいる。
春になると山菜があふれるし、町の中に無数にある小道は、すべて清らかな自然にあふれた遊歩道でもある。明日の大観光地だと騒ぐ人がいるのを知り、さすがに目が高い人もおるわいと感心するけれども、町の人は落ち着き払い、自分のペースを守り、ゆっくり進んでいけばいいと考える。
そこがまた実に素晴らしいと思う。きっとなかしべつ町は、明日の文化のにない手になると私は、信じている。
道東の秘湯・養老牛 映画監督 山田 洋次
地球が円いのがわかるのは、日本でここだけという大根釧原野の西の端、標津岳の麓の大樹海に包まれるようにして、養老牛温泉が豊かな湯煙をあげている。とかく、デパートのような味気のない巨大なホテルが立ち並ぶことの多い北海道の温泉場の中にあって、こじんまりした宿が、肩を寄せあうように、ひっそりと建っていて、地元の人たちの人情のこもったもてなしを受けることの出来るこの温泉こそ、秘湯の名にふさわしい。
北海道といえば、カニであり、鮭であり、イカであり、じゃがいもである。しかし、正直いって2・3日北海道を旅して、朝晩これらの料理ばかり食べさせられると、いささか辟易する。そんな旅人にとって、養老牛の宿の山菜料理は、眼をみはるほど新鮮であるに違いない。ムリもない、標津岳の広大な山麓は、内地では想像もつかないスケールの、山菜の宝庫であり、宿の人々が、熊を警戒しながら、というより、熊と分かち合うようにして、手でもぎとった山の幸が、食卓に並ぶのである。会社の慰安旅行の芸者をあげてのドンチャン騒ぎにはこの温泉は向かない。むしろ迷惑ですらある。それより、自然を愛する若者や、静かさを好む家族連れと、動物や鳥たちのサンクチュアリにふさわしい。
大資本による、開発という名目の自然破壊が、モシベツ川のほとりのこの秘境にだけはとどかないようにと、長年の養老牛ファンは願いをこめているのである。
道東の秘湯・養老牛 女優 倍賞 千恵子
拝啓
養老牛温泉の皆様いかがお過ごしでしょうか?
小鳥の鳴き声で目覚め・・・・・・
お風呂がまるで雪に埋もれてしまいそうな中で温泉につかったり・・・・・
台風で山が、木々が怒っているような時があったり・・・・・
みじかい春と夏を身体中に感じながら自転車を走らせたり。
私にとって養老牛は人間をとりもどす場であるのです。
いつでも”いらっしゃいませ””おかえりなさい”とあたたかくむかえてもらうと・・・・
『あー今度はいつ帰ろうかな』と心騒ぐのです。
こんもりとした雪の中に思いきり身体をなげ出し
冷え切った身体をあの大きなお風呂で、およいで・・・・・・・・
お酒を飲んでゆっくりねむりたい。
いつかえろうかな?
根室管内観光・体験 検索一覧